Y.P.D企画 第1弾!・・・・・・第2弾も着々準備進行中 乞うご期待!




事業計画


 1.事業の名称
 
 出前パソコン教室事業

 2.目   的
 
 別紙1のとおり

 3.事業の概要
 
 別紙2のとおり
 4.所要経費
 金2,200,000円 
超小型DOS/Vパソコン装置一式・・・5組
小型DOS/Vパソコン装置一式・・・1組
A4判カラーレーザープリンター・・・1台
A1判カラーインクジェットプリンター・・・1台
上記用ネットワーク機材等・・・1式


 5.その他参考となる事項  
  
 同好会呼びかけ人名簿 ( 別紙3のとおり )

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別紙1   目 的
 
  
  
  

 ◎ 目 的

 ここ数年八雲町内では、各団体において「PC教室」が開催されており、PC・インターネットへの町民の関心も高く、毎回定員を超える申し込みがあるようです。一方残念ながら、その内容・設備ともに最新の環境・技術とは言えず、時間的制約もあることから、多岐に渡る町民の要求に応えきれていないのが現状であると言えます。

 昨年、我々八雲パソコン同好会は、八雲町文化祭に出展し、PCに興味を持った多数の見学者を町内外から集めました。予想以上の見学者数に町民のPC・インターネットへの関心の高さがうかがわれました。また、その際に開設した「PCよろず相談コーナー」により、多くの町民がPCを前に沈黙し一人悩んでいることも知りました。
 PC・インターネットは学術に起源していますが、産業として発展した経緯からも、その教育をコンピュータ会社が商業ベースで進めるべき事なのかもしれません。しかし、現在では学校教育において「情報教育」としてPC・インターネットの配備が進められ、既に訪れている情報化・ネットワーク化社会をになう授業の一環として明文化さえされています。多数の町民の要求に裏付けられ、その普及は、もはや「社会教育」として本質的に位置づけられてしかるべき性格のものである事は、昨今の時代背景からも疑う余地がありません。

 このような現実のもとで現在の八雲町の状況を鑑みると、最新のPCの知識・技術を希望内容・希望時間で習得できる場所・機会が皆無であります。結果として「PCはよくわからない」、「仕事に生かせない」、「あるけど、どう使っていいかわからない」といった悪循環に陥っているのが現状です。多数の町民が興味や関心を示しながらも、実際に接してみたり、基礎的な知識を得ようとするその大切な機会が失われていることは極めて残念なことであり、また八雲町にとっても大きな損失であることは明白です。

 我々八雲パソコン同好会はこれまで数件の団体・個人の要望に個別に接して活動してきました。当然のことながらその要望はケース・バイ・ケースであり、その取り組みも基礎から応用まで、ハードウェアからソフトウェアまで個々の相談によって変化しています。また興味や関心を寄せる方々も子供から高齢者まで多数の方がおりました。「話題のインターネットとはどんなものか」と関心を寄せた高齢者の方や「家にPCがあるのだけどあまり使っていない。実際にどういうことが出来るのだろう」と興味を寄せた主婦の方「このソフトウェアのもっと工夫した使い方を教えてほしい」と熱心に相談に来られた商店主の方など広範囲です。しかしながら、老若男女に関係なく多くの方々がまず発した言葉は、「PC・インターネットをもっと知りたい、おぼえたい、生かしたい。」というごく素朴な、しかし事実の本質をとらえた『言葉』です。

 この『言葉』をふまえたうえで我々八雲パソコン同好会が憂うことの一つは、「PC・インターネットの普及」によってもたらされる世代間の断絶です。生まれたときからコンピュータに囲まれた若い世代とは異なり、年輩者の方々がPC・インターネットに向かうには大きな「心理的な壁」があるのは事実であり現実です。一部の実年層は自暴自棄からか「無関心」を装うケースさえも見受けられます。安易にコンピュータの功罪を論ずる以前に、既に到来している情報化・ネットワーク化社会の共通基盤として不可逆な増大を見せるPC・インターネットへの正しい認識・教育こそが、「心理的な壁」を払拭し、世代間を越え新しい生活基盤とし確立するものと信じて疑いません。
 しかしながら、この対応如何によっては、町民が「社会的情報弱者」に陥る危険性を有することは避けられません。この問題は八雲町の「社会教育」として討議されるべきものでありますが、未だかつてこの問題を積極的に提示しかつ解答を示そうとする例を、残念ながら我々は寡聞にして知りません。「社会教育」と「コンピュータ」を全く異質なものととらえる旧態依然な風潮の中で、これに対する我々八雲パソコン同好会が到達した答えは、「町民にPCにふれる機会を増やさねばならない」というものです。

 そこで我々八雲パソコン同好会は今回の事業を企画しました。当同好会は、すべて初歩(基礎)を大切に考えています。今までのセミナー等がすべからく当初の目的を達成できないのは、不徹底なつぶしの利かない初歩(基礎)知識の教授であり、また基礎から応用への橋渡しがないことによるものです。それは、要求の十分な事前調査もなく、日々進化するPC技術に背を向け「開催することに意義を感じる」本末転倒な開催となり、終了後にも十分な総括さえされていないためだと考えます。特定の講師・特定のPC環境に依存してきたため、多種多様多岐にわたるニーズを満たすことなど到底出来ず、偏ったものにならざるを得ない実状も理解出来なくもありませんが・・・。

  本来 パソコン・インターネットの可能性は無限なのです!

 以上をふまえ、全町的なPC・インターネットの普及・底辺の拡大を町民自らがボランティアとなりチャレンジすることを現時点での目標として、この事業の趣旨説明とするものです。
  
  
  
  


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別紙2   事業の概要

  
  
 ◎ 事業の概要

T 出前によるパソコン(以下、PC)教室の開催・運営

・小型のPCを生徒用5台・講師用1台を最適な環境で維持管理します。
・ノート型PCは高価な上、初心者にはキーボード配列などから使いにくいためあえて普通サイズのキーボードの小型PCを用意します。
・親身な運営を第一としますので生徒数はあえて多くはしません。
・PC教室の開催希望には、内容・時間・会場を問わず柔軟に対応します。
 公の施設は勿論、一般家庭でも数名集まれば、そこでの開催も可能です。
・シルバープラザ等での高齢者向けPC教室の実施など、今までPCに触れる機会の少ない人への積極的なアプローチを展開します。
・PC本体からプリンターまで利用料は原則無料とします。ただし消耗品等は実費徴収となる場合が考えられます。
 勿論、講師も原則無報酬のボランティアとします。


U ボランティアPC講師のネットワーク化
       
・多様な要求に応えるべくボランティア講師のネットワーク化を進めます。
・町内はもとより、道南一円のPCボランティア組織と相互協力体制を取り、より専門的で高度な講師の確保に努めます。


V 各種イベントへの機材貸し出しをはじめとする協力

・会員は今までハーフマラソン等の陸上競技会など、各種イベントへ個人のPC機材をデータ破損等のリスクを承知で協力して来ました。
 今後は同好会の機材を利用します。操作スタッフの派遣も可能です。
・数メートルにわたる大型の横断幕・垂れ幕印刷、カラーのA1判ポスター印刷などの需要も多いことから、自由に実費で使える大型プリンターを用意します。
・機材の利用方法について的確なアドバイスをします。


W ホームページ開設等への技術援助・協力

・町内の個人・企業を問わずホームページ作成のお手伝いをします。
 ホームページ作成教室は既に町内で3回の実績があります。それにより町内から、約10のサイトが誕生し情報を発信し続けています。
・電子メールの操作方法など初心者向インターネット教室も開催できます。
・年齢層を絞った専門的なインターネット活用に対応します。


X 本事業 全ての情報を公開します。

・本事業に補助金が交付された場合、同好会のインターネット ホームページ上に、その全てを公開します。
・事業の経緯・内容・進捗状況・実績報告は勿論、資金計画・支出内容の全ての情報を公開します。
 
 
 
 
  



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別紙3   呼びかけ人名簿

 
八雲PC同好会 呼びかけ人名簿
  
  役 職   
 氏 名
 
 職 業
  会 長  
 畳 伸吾
 
 獣医師
  会 計  
 紺野 和徳
 
 写真店

 
 石田 孝幸
 
 酪農業

 
 中島 義博
 
 酪農業

 
 餌取 優
 
 社会保険労務士 

 
 水上 詔明
 
 会社役員

 
 原 恒夫
 
 教職員

 
 酒井 靖浩
 
 地方公務員

 
 飯川 都詩子
 
 会社員
  事務局  
 吉田 邦夫
 
 地方公務員

(平成12年8月現在) 




本文は平成12年5月17日付けで八雲チャレンジ基金協会へ提出した
補助金交付申請書をもとに最新の内容に一部を修正して掲載しています。